ありふれた溢れ出る感想ブログ

エンタメごとを綴っております

『ジャック』見た目はおじさん、中身は10歳の男の子の数奇な人生。

普通の人の4倍の速さで歳を取る特異体質を持って生まれてきた男の子、ジャック。
10歳になる頃には40代男性の見た目になり、
今まで何もかもサポートされている家の中でしか過ごしてこなかったけれど、
ジャックの強い希望でずっと憧れていた学校へ通うことに。
初めての環境の中で戸惑い傷つきながらも
友達や大人たちとの出会いが彼を変えていく_


成人する前に今観ておくべき映画はなんだろう?と思いながら探していた時に出会った作品。
結果心に深く刺さる、ワクワクして温かくて優しい映画だった。

普通になりたいけど普通にはなれないジャックの複雑な気持ちや両親の不安ながらも見守る姿勢、
ジャックの家庭教師の説得力ある言葉や
最初は素直にジャックのことを受け入れられなかった子ども達が、ジャックと交流を深める度にみるみる変わっていく様子...。
どの登場人物からもジャックに対する愛が溢れていた。

やがてジャック自身が自分の運命を受け入れて、人生を豊かに生きようとする姿が胸を打つ。
特にある事件がきっかけで塞ぎ込んでしまった辺りから、最後の卒業式のスピーチまでの流れが何度観てもグッとくる。


ジャックを演じたのはロビン・ウィリアムズ
彼が出ている多くの作品はどうしてこうも涙を誘い、前向きになれるんだろう?
きっと表情豊かでユニークな芝居がそうさせるんだと思う。大好きな役者さん。

またエンディング曲が本当に素晴らしい。
歌っているのはブライアン・アダムス
楽曲は「Star」。
こんなにも包容力と背中をそっと押してくれるような優しい歌詞・メロディは久々。
映画の内容で感動して既に涙が出てるのに更にこの曲が流れることによって涙の量が増えるという非常に感受性のツボを押される一曲だった。


20歳になる前に観ることができて良かったし、
20歳を迎えた今観ても、きっとこの先もずっとずっと変わらず大好きな作品だと思う。