
【ざっくりあらすじ】
ビデオソフト制作会社で働く 足立康子〈松下由樹〉は
開発中のゲームに合うBGMを探していた
同僚のPCから流れるハーモニカの音色に心を奪われ、その作曲者に会うために病院へ足を運ぶ
現れたのは人見知りながらイタズラ好きの青年 克己〈山崎まさよし〉だった
彼は事故の影響で8歳児程度の知能しかなく___
全10話 完走
このドラマ凄い...見応え半端ない
性加害・暴力に次ぐ暴力と清々しいほどにコンプラガン無視、
だがそんな剥き出しの過激さがありつつ
ちゃんとハートフルなコミカルさもあった
結果、最後まで疲弊することなく心揺さぶられて充実したドラマタイムを過ごせた
もう語りたいことが多すぎて
一体何から語ろうか大変迷うけど、
とにかく主要キャストの芝居が素晴らしいことをお伝えしたい
まず前半は 山崎さん演じる 克己 の
ピュアで頑固だが真っ直ぐな性格の"青年8歳児"が微笑ましく、
続いて松下さん演じる 康子 の
働く女性として 不器用ながら もがく姿や 克己だけに見せる包容力だったり
豊原功補さん演じる 上条 の
康子の彼氏として余裕を見せながら 克己に対して抑えきれない嫉妬心を抱く姿だったり・・・
絶妙な三角関係がコミカル&シリアスでめちゃくちゃよかった
横浜・八景島シーパラダイスで3人で遊ぶシーンや寿司シーンなど和まされた
それと同じビデオソフト制作会社で働くゲイなのかバイなのか分からない、
とにかく意地の悪すぎるキャラを北村一輝さんが演じられていて強烈だった
役だと分かっていても思わずイラつくくらいとんでもないことしでかしてて怖かった
サプライズだったのは、
克己 を息子のように可愛がって病院に置いていた院長役が植木等さんだったこと
最近NHKのアナザーストーリーズで植木さんが特集されていたのを見て感動したばかりだったので、
山崎さんとの絡みを見て同業者同士だ〜と思いつつ とても良い院長先生だった
婦長役の角替和枝さんの、現実にいそう感も良き
クライマックスになってくると
松下さん、山崎さん、戸田菜穂さん、勝村政信さんの芝居・シチュエーションがこれぞTHEドラマ!って感じがして最高だった
おもに克己 の劇的な変化、
克己•康子•竜也•聡子の過去が怒涛に描かれている
勝村さん演じる 竜也 には終始ドン引いたし、
戸田さん演じる 聡子 は過去が物悲しくて切なくなりつつ 影のある女性がハマりすぎていた
(グレーのアイシャドウ、ブルベメイクが映える美人なとこも◎)
効果的でムダのない、物語上必要な感情のないキスから情が入ったキスの対比にはドキドキさせられたし、
あの激しいDVシーンやむごい拷問を経て自白させるシーンなどを地上波で流していた事実にビビったり、
あと自首前夜f**kはビックリしたけど あれは二人の関係性がようやく深まった瞬間に感じたし燃えない訳ないシチュエーションだった
観る者を圧倒するエネルギーのぶつかり合いが繰り広げられていて
これです、こういう目が釘付けになるようなものが観たいんです!となった
人によっては過剰演出に映る可能性もあるけれど、あくまでドラマはフィクションなのだから
ここまで派手に思いっきり地上波で表現ができていた時代がとても新鮮に思えた
改めてミュージシャンの山崎さんをキャスティングしようとした当時の制作人の判断がチャレンジングに思ったし、
その判断は英断だと思う
当時一体どういう経緯で起用になったのか凄く気になるし、
途中ミュージシャンということを忘れるくらい表情の豊かさや演じ分けがナチュラルで衝撃を受けた
演じることに快楽を覚えてないとできない表情に思えた
あと当時リアタイしていた視聴者の中で
山崎さんのリアコになった人いそうだなってなんとなく思ったりした
だってこのキャラはズルいもの
8歳児の時の可愛さと記憶が戻ってからのギャップが凄まじいし
いわゆる母性本能・保護欲が強い年下好きの女性の心を軽々奪ってくやつだと思う
当方子どもの頃から年上(4、50代辺り)に惹かれる傾向にあるけど、
あっ、年下ヤバいかもしれない...可愛い、甘えられたいって思う瞬間があった
放送当時 絶賛赤ちゃんだった私
ドラマ好きにすくすく成長して令和の今に観られてよかったと思える作品に出会えた
配信されていなくて気軽にシェアできないのが残念に思ったけど、思いきってDVD-BOX買って大正解🛒
