
今から約2年前にこの映画の存在を知り、
昨夜アマプラにて字幕で初見。
https://twitter.com/EM_drops/status/1309459888309809153?t=SNJhWMb9UwhVKPv49digpg&s=19
《ざっくりあらすじ》
コリン演じる〈 サム 〉はピアニスト、
スタンリー演じる〈 タスカー 〉は作家で
二人は20年共に生きてきた。
タスカーは認知症と診断されており
症状は確実に日々進行していく中で、
旅を通し 二人なりの答えを見つけていく___
まずコリン・ファースとスタンリー・トゥッチ 両者大好きな役者さんなので
それだけで観たいと思わせられたし、
二人の繊細な表情や間合い
愛情表現に20年寄り添ってきた深みが感じられて胸を打たれた。
相手を完全に忘れてしまうかもしれない
相手から忘れられてしまうかもしれない
半年、一年後、一年半後どうなってしまうのか…
互いに言葉に出せない恐怖を抱きながら
隠していた思いが溢れ出る場面は見ごたえがあった。
当たり前に隣にいる存在を失うことは
人生においてきっと誰もが経験すること、
ただそれと向き合うのは
とても心がすり減ることを知っている分 感情移入して涙した。
また さりげない日常を丁寧にすくい取っているところや
セリフ(特にタスカー)のロマンチックさ
ピアノの美しい音色
夜空の星々など、
見せ方がオーバーじゃなく気づかせる演出がとても好み。
あと二人と旅を共にするワンちゃんも癒しだった。
秋の夜長にぴったり、
噛み締めるほどにうまみが増すような
豊潤な映画だった。