2024.9.22 全5話観終わる
遡ること3年前、2021年の夏
ほぼ毎週欠かさず観ている相席食堂に出演されたことをきっかけにダンプ松本さんを知る
とにかく終始あまりにも可愛くて、
個人的な話 ダンプ松本さんと同じく
食べることとお花が大好きな 他界した祖母に激似なこともあってか
とても気になる存在に
のちに大好きなゆりやんレトリィバァさんがダンプ松本さんを演じると知って
これは絶対に観なければ!とワクワクが募った
痛そうだし苦しそうな姿を見るのが苦手な為プロレスのプの字も知らなかったけれど、
この間の配信記念イベントで初めてガッツリプロレスを観て衝撃を受けたり
モデルとなった当時のレジェンド女子プロレスラーの皆さんとドラマ出演者のスピーチで感動したりして
ドラマを観るまでの下地が最高に整った状態で配信日を迎えることができた
そうして全5話 観終わった感想としては
「うん、そりゃ人々に嫌われる訳だ」
ダンプ松本さんが大活躍された時代を生きていない為
どこまでが本当でどれほど脚色されてるのか不明だけれど、
フォークで頭グサグサして血がダラダラ流れてたのってマジ...?!
これは普通に引いてしまった
まだチェーンでどついたり髪の毛引っ張る程度ならマシだったけど、フォークグサグサは確かに頭おかしいと思った
そんなさ、ヒール演じてるだけじゃん
そういうテイじゃん
マジに受け取るって当時の人々ピュアすぎかよってちょっと思ってたけど、
こんな血みどろの試合見せられたら
確かにマジに受け取る気持ちもわかる気がした
一方でやさしい松本香ちゃんがどうして極悪非道なダンプ松本へと覚醒したのか、
その経緯が爆発する第3話が激アツ&悲しかった
家族との確執があったのだなぁと
さらに同じ釜の飯を食べてきた親友の裏切り(まあこれは事務所か編集者の意向をダンプ松本さんがピュアに受け取ってしまっただけに思った)
理不尽で屈辱的な思いが年々積もりに積もった結果
ダンプ松本が誕生したんだなと
髪を染め、メイクを施し、乱暴な口調でチェーンを振りかざして挑発するあのプロレスシーンはカッコ良すぎて大興奮した
怒りって原動力だよなって
ギリ?合法的な形でその怒りを良い方向?に持っていった勇気と、コンプラガン無視の時代が合わさったことで強烈なキャラクターが存在できたんだなと思った
またライオネス飛鳥〈剛力彩芽〉と長与千種〈唐田えりか〉は、ダンプ松本〈ゆりやんレトリィバァ〉より先に世の中を賑わせていたことを知ったし
切磋琢磨してきた二人の活躍を応援しながらも どう自分を出していけばいいか葛藤する姿も印象的だった
先輩・同期・後輩の女子プロレスラーの面々も誰もが葛藤や迷いがあったことも描かれていて、
それでも挫けず自分の強みを見つけて戦っていく姿がカッコ良かった
女性が性別に囚われずに大いに活躍できる時代が昔々にすでにあったこと、
同時に彼女たちをプロデュースする男性陣にコントロールされている部分もあったこと・でもちゃんと彼女たちの心身のケアについて考えられていたこと(脚色じゃないといいな)、
女子プロレスラーの世界ってクリーン&時々グレーだったのかなという印象を受けた
ホントゆりやんを始めとした役者陣の表情がたまらなく良かったし、
本当のプロレスの世界の人々に見えた
熱い熱いドラマでした⛓️🔥👏
