1999年にリリースされたアルバム『欲望図鑑』が好きだ
このアルバムタイトルの頭に “続” とついた写真集が存在することを最近になって知り、購入
見て読んだ感想を綴っていく
ニーチェ〜実在主義としてのニヒリズム〜
と題して、
法学部法律学科2Bの 及川光博さんが執筆した論文が冒頭に掲載されている
小学2年生辺りでメンタル患って義務教育を中途半端に済ませ
華々しい学歴を持ち合わせていない人間が読むと、
あまりに難しい内容でスッと一度では頭には入らず
読めない漢字はその都度スマホで意味を調べて
2〜3回通しで読んでようやく、飲み込めるような文章だった
でも難しい言葉遣いの間に噛み砕かれた解釈も混ぜ込まれていたので、
その部分はスッと心に入ってきたのが救い
特にこの部分の解釈にハッとさせられ印象的
この気持ちを胸に腐らず、逞しく、楽しく生きていきたい
↓
インタビューなどで感じるミッチーさんの芸能活動のスタンスと照らし合わせると
この論文を書かれた1989年 大学生の頃からブレなさ、エンターテイナーとしての素質も感じてすごいな〜と思ったり
26年間生きてきて論文という言葉は耳にしたことはあっても
実際に読んだのは今回が初めての経験だったので
こういうものなんだと知ることができて興味深かった
センス爆発アート
冒頭のニーチェについての論文を読んだあとは
センスが爆発したアート写真と共に詩や歌詞が掲載されている
特に〈第二章 覚醒〉のページがお気に入り
上裸&スーツ姿、素材のよさを引き出す絶妙なベース&ポイントメイクを施されたミッチーさんが多様な表情を魅せていてあまりに美しいのだ
他にも草花、突然の洋犬、蜜にまみれた細長い指先…
見目麗しさ・ミステリアスさ・エロティックさが交差する素敵なショット尽くしでたまらなかった
野生ヌード
ヌードページはというと、最初直視するのがめっちゃ恥ずかしかった
考えてみれば推しの裸は映画やドラマの濡れ場とかでは観たことはあっても、
ミッチーさんは濡れ場をするようなイメージが全くないし
静止画で一部アンダーヘアを晒した推しの姿を見るのは初めての経験だったので
なかなか刺激が強かった…
湖畔で撮影されており、
適度に細く絞まった肉体を自然の中で存分に開放したり
影のある含みある表情も収められている
そんなヌードページを通過すると突然オールバック&ニット萌え袖ショットだったり
濡れパーカーショットだったりが目に入ってくるので、最後まで意外性があってドキドキした
当時30歳のミッチーさんの少年と青年を行き来するかのような様々な表情が見られた上に、
大学時代の論文まで載ってる写真集は非常に珍しい作品だと思う
24年後に見ることができて、読むことができて満足✨