ありふれた溢れ出る感想ブログ

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『VIVANT 第5話』 日本警察とバルカ警察がタッグを組む一方、乃木の複雑すぎる立場が浮き彫りに

1話から ちら見せされていた乃木の過酷な幼少期の記憶…
てっきり両親は共にこの世を去ったとばかり思い込んでいた


しかし今回 誤送金先の社長、テロ組織 "テント" の信者であったアリの家族を人質にとって
次々に絞首刑(フェイク)させてアリを怯えさせ自供させた衝撃的なシーンにて、
テントの親玉 ノーゴン・ベキ〈役所広司〉は
乃木の父親だったことが判明

ということはノーゴン・ベキのことをお父さんと呼んでいる息子〈二宮和也〉は
乃木の実弟になるのだろうか...?


乃木は幼少期、バルカで人身売買をされていた所を戦場ジャーナリストが見つけて
日本人の子どもを見捨てたくないと
半ば強引に日本へ連れ帰ったとのことだったけど、
何度もちら見せしてる両親と引き裂かれるあのシーンが
まさにその日本へ連れて行かれる乃木の苦しみの記憶なのかな?

いや、両親から引き離されるシーンは人身売買組織なのかな〈←今後詳しく掘り下げる?〉
で、その後に戦場ジャーナリスト〈←誰が演じるのか気になる〉が乃木を日本へ連れて帰ったということかなー


のちにテロ組織 テントの親玉になるノーゴン・ベキが
日本を標的にする動機というのが
もしかして連れ去られた乃木を取り戻す為とか...?

野崎がノーゴン・ベキ/乃木の父親の兄を訪ねたシーンで
乃木の父親は元警視庁の人間だったと話していたけれど
なぜ警視庁を辞めることになったのかも疑問だし、
もし警視庁の諸々、息子を連れ去られたことが日本を標的にする動機だったとしたら
これはかなりドロドロの展開が待ち受けている気がしてきた


オラオラVer.の乃木がキツく脅しながら自供させようとするシーンは思わず観てるこっちも喉締めつけられる思いだったけど、
あんだけ乃木と野崎を追い込んでいたバルカ警察とタッグを組む方向性のシーンは5話前半で唯一和んだ
これから共に 打倒、テント! していくんだと思ったらなんだか胸熱


でもどっちにしても乃木は父親とおそらく弟がテロ組織の人間なこと
自分は別班という口外できない立場の人間で
さらに幼少期の苦しみの記憶と
別人格の問題もある…
背負ってるものがあまりにも重すぎて気の毒に思えてきた

もうここまでブロマンスめいた乃木と野崎の関係性を観てるから
野崎が唯一の理解者となって受け皿になってあげてほしいって思っちゃう

まあオラオラ乃木はとんでもなく優秀で有能でメンタルが強靭だから理解者いらないかもだけど


先週4話の時点では なんだかもうお腹いっぱいって心境だった、
でも今夜5話を観て今後の展開がさらに楽しみになってきた

どうか乃木の苦しみが軽減され
人格が一つになって、
穏やかな人生歩めますようにと今は思う。