ありふれた溢れ出る感想ブログ

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オールナイトニッポンの歴史が詰まった、夢のようなCD-BOXを手に入れた

今から10年前、2013年にユーキャンから
ANN 45周年記念のタイミングでリリースされた
オールナイトニッポン〜真夜中のフォーク伝説〜』


ずっしり重い


計11枚、ギュッと詰まってる


70〜80年代にパーソナリティーだった面々のヒット曲が収録されたCDが8枚、
当時パーソナリティだった面々のトークCDが3枚、
さらに過去パーソナリティを担当した方々や関係者のインタビューが掲載されてるメモリアルブックと
歌詞にコードがついた うた本がセットになった
大充実の内容。


結成50周年を目前にしたTHE ALFEEに先月から急激にハマり、
日々お三方のことを調べに調べる中で
2009年〜2013年にかけて放送されていた
坂崎幸之助吉田拓郎オールナイトニッポンGOLD』という番組が
当時 民放聴取率1位を取ったほど人気だったことをWikipediaで知って、とても興味を持った。

それから以前くりぃむしちゅーのANNを聴く為に初加入した、
ラジオのサブスク ANN JAM に即リクエストしたり

https://twitter.com/EM_drops/status/1636266318063349760?t=ZAkAcXi9uUSOeMmD6JwtSw&s=19


さらに調べていくと この商品に辿り着き
二人によるスペシャトークがCD化されていること、
現在人生で初めてフォークや80年代の楽曲にハマりかけていたタイミングだったので
いつぶりかに強烈も強烈に物欲が大爆発!

廃盤という現実の中 ありがたいことにご縁があり、今回安全に商品を手に入れることができた。

※検索して出てきた通販サイトの中には詐欺サイトもあったので、もしお求めの際は十分にご注意


この記事では3組のスペシャトークCDの感想を…



坂崎幸之助×吉田拓郎

愛用ウォークマンで二人のトークが聴けて感無量


PCにCD取り込んでウォークマンに移すワクワク感を小学生以来に味わった気がする…
もう聴きたくてたまらなかったので
嬉しくて嬉しくて約50分間のトークがあっという間だった。

ANNお馴染みの「ビター・スイート・サンバ」をお二人がアコギで演奏したものが流れ、
プロもプロのお二人がそれを改めて聴いて
「セコいな」「ショボいですね」「アマチュア以下だね」って無邪気に笑い合ってて
いやいやこれはこれで素敵に聴こえたのにな〜と思いつつ、
和気あいあいとした掛け合いにすぐ引き込まれた。


トーク内容は主に

・吉田さんと各番組(ラジオや LOVELOVEあいしてる )が打ち切りになった時の心境
・お二人による業界ぶっちゃけ裏話
・吉田さんが坂崎さんにモノマネをふる一幕、
喜々としてノッかる坂崎さん
・ANN45年の歴史をざっと紹介しながら、吉田さんのANNの歴史や過去話
・さらっと脱線下ネタ話
・BE∀T BOYS、「ショック!!TAKURO23」話…

が語られていた。


つい数日前まで吉田拓郎という名前だけは聞いたことがあったけれど、
パーソナルな部分は全くと言っていいほど何も知らなかった。

なので坂崎さんとのトークでこんなにお茶目で歯に衣着せぬ語り口の方だったのかと驚いたし、
坂崎さんの発言でガチ笑いした時の吉田さんって
チキチキマシン猛レース』の ケンケン みたいな笑い方するんだな〜とかw 、
所々後輩である坂崎さんに 優しく的確に兄貴感溢れるアドバイスをするシーンは良い先輩だなと思ったり。

なんとなくぱっと見の第一印象では
寡黙でクールな方だとばかり思っていたので
色々と意外すぎた。

このトークCDを聴いてから
益々お二人の息の合った、まるで仲の良い兄弟のようなトークをANN JAMで聴けるようになったら最高なのにな〜との思いがより一層強まった。


坂崎幸之助×南こうせつ、乱入する泉谷しげる

危険な3Sトーク


最初、あれ...?もしかして南こうせつさんって絡みづらいタイプの方?と思ってしまうくらい、
再生を始めたときは何かボケ続けていることは辛うじて伝わってくるけど
その全てが世代じゃないからか意味が分からなくて非常に混乱した。

先にまるで兄弟のような、息の合いすぎた吉田さんとの2Sトークを聴いていた分、
坂崎さんと南さんはどこか距離感を感じるような
坂崎さんが様子を見ながら控えめに接している感じが声色で伝わってくるようだった。

でもしばらくして南さんの独特のノリが落ち着き、
ANNの歴史や南さんによるパーソナリティ時代の話になると
人が変わったかのように穏やかに
話が伝わりやすく話されていたので
そこからは進行の坂崎さんもやりやすそうだった。
そして二人が同時にノッてきてド下ネタの歌を弾き語りしだして楽しそうだったから一安心…

かと思いきや泉谷しげるさん乱入という演出が加わってからは また場がガチャガチャし始めて
また振り出しに戻るかと思いきや、
昔を振り返るトークをしては
それぞれがギターを弾きながら歌ったりする時間が繰り広げられて
後半はとても愉快な雰囲気の内容だった。

そしてポロッと南さんか泉谷さんが音楽の話をしたら
即 坂崎さんが反応してアコギをさらりと弾いたりモノマネしながら唄う様子がマジでスゴイなと、
人間ジュークボックスや…と感動した。
それを本当にさらっとやってのける所がカッコよすぎませんか?もうどんどん沼るよこんなの…と痺れた。 

あと話の流れで坂崎さんが拓郎さんの若い頃の性癖バラしてて思わず笑ってしまった。
ディープなスロートを無修正で観る為にわざわざアメリカまで行ったとかいう話。
直球すぎたし、ネットがなかった時代の執念ハンパないなって。

CDに残るの分かっててバラすの悪崎さん出てたし、
カットせず収録したラジオスタッフ側もゆるいし、
10年の時を経て呟く私もEvil。

↑訂正↓

https://twitter.com/EM_drops/status/1642930275033415681?t=ijpfrdbC_qfY4S7s7PE-Kg&s=19



笑福亭鶴光×あのねのね

下ネタ、下ネタ、下ネタ!


鶴光さんはずいぶん前に
ラジオ×下ネタ=笑福亭鶴光みたいなのを
ネットのまとめかなんかで見て興味を持ち、
確かに上方落語家のなめらかな語り口で下ネタぶちかますスタイルがおもしろいなと、
お茶目なおじさまだなと思って知っていた。

それから昔TKOがやってたUSJの番組でゲスト出演した時になんとなく観たり、
笑点の正月特番で観れたらなんだか嬉しかったり
70代の女性が妊娠出産するドラマ『セブンティウイザン』を観てたら出演されてることに気づいてキャスティングおもろいなとか思ったりと、
特別ファンというほど熱はないけど好感を持っていた。


だからこのCDの内容も違和感なく入っていけたし、
いや、かなりのジェネレーションギャップを感じる話や さすがにドン引く下ネタ話も多かったけれど
下ネタをぶちかますようになった経緯が初めて知れたりした。
(確かちょっと前に放送された、NHKのアナザーストーリーズのオールナイトニッポン特集でも話してたかも…あのねのねのお二人もこの番組で初めて知った)


以上 スペシャルなパーソナリティによる
スペシャルなトークCD3枚をたのしく消化したので、
次はたっぷり8枚も!ある
70〜80年代のヒット曲をじっくり聴いていきたいと思う💿💿💿💿💿💿💿💿

https://www.u-canshop.jp/ann/